10数年使ったファンヒーターが壊れた。
そこで石油ストーブを買おうということになって、何件目かの店でようやく見つけて手に入れた。
考えて見れば、電気製品ではないわけだから、〇〇デンキ、というところでは見つからなくても当然。
〇〇デンキを3件くらい回ってからようやく気づき、近くのホームセンターAに行くが売り切れ。
あちこち車で回るのも、燃料と時間の無駄なので、少し離れたホームセンターBに電話。
「電気を使わない、いわゆる石油ストーブはありますか?」
ある、とのことなので行ってみると、山のように売っていた。初めからここに来ればよかったのだ。
久しぶりの石油ストーブは、とても暖かい。ファンヒーターよりずっと暖かい。暖炉みたいだ。
湯たんぽのお湯もこれで沸かせるし。
何より、停電になっても使える暖房器具がひとつあるのは心強い。
立春も過ぎ、だいぶ日も伸びた。
塔2月号を読んでいる。
とても辛い歌一首に出会う。
歌にせずにはいられなかった作者の悲しみと怒り。しかし同時に歌の力というものも感じた。