昨日の今日で、早速『マイ・バック・ページ』を借りてきた。
学生運動時代の二人の対照的な若者をマツケンとツマブキ君が演じている、というくらいしか情報がなかったのだが、見終わった直後、ちょっと予想と違ったなと感じた。
つまらなかったわけではない。
視点がすごくクールなんだな。
昨日渋谷で見てきたドキュメンタリーは、戦う学生たちが自分たちの運動を撮ったものだから、当然熱い。一瞬、どこの国?と思うような場面もあった。
『マイ・バック・ページ』は微妙にその数年後の、運動が急速に冷めていった世界だった。
原作はノンフィクションであり、監督は若い人とのことだ。
私は、もう少し後で、シラケている、と言われた世代だけれども、学園を吹き荒れた熱狂の気配は何となく感じたものだった。
それが生まれる前だという、平成生まれ。しかも昨年の大震災を経験した学生たちの目にはどう写ったのだろう。世代を超えて対話が生まれているようにも見えた。
先週から仕事がものすごく忙しくて、怒涛の1週間。
今週は、研修もあったため、4日間も都心に出かけた。
片道2時間近くかけて都心へ。これを毎日やっているサラリーマンも普通にいるのだな。
それも一段落、自分へご褒美ということで、今日は久しぶりに家で映画を見てゆっくり過ごした。