甲州街道の銀杏並木はこんな感じ。来週はいちょう祭りというお祭りでにぎやかになる。
セロ弾きのゴーシュさんのお話によると、チェロを始めて3~5年の間に、1000時間練習すると、大体中級の曲は何でも弾けるようになるそうです。練習時間というものはとても正直だそうです。
1000時間というと、たとえば毎日1時間3年間弾いたとする。電卓・・・
1×365×3=1095
旅行中や病気など、どうしても弾けない日もあるだろうから、まぁちょうどクリア。
ところが私は手首の故障があるので、日々の練習は30分にしている。
30分を毎日5年間弾いたとする。電卓・・・
0.5×365×5=912.5
足りない・・・弾かない日をできるだけ減らして、弾ける日は1時間は弾くようにでもしないと、5年でその地点に達するということは無理ということだ。
さて、中級の曲は何でも、という域はどのへんだろう。有名な「無伴奏1番プレリュード」をそれらしく弾けるとか。大体、「白鳥」が弾けたら中級と言われている。「白鳥をやりたいです」と先生に言えばやらせてくれるようにも思うけど、今の実力ではせいぜい「迷える白鳥」、もしくは「アヒル」。
今レッスンを始めて2年8ヶ月。昔やっていたアドバンテージがあるとしても、今後2年4ヶ月、せめて日々40分くらいは目標にしないと足りないんだなぁと電卓をはじいた秋の日である。